転職事情

売り手市場か、それとも買い手市場か?

<今までの常識と就職率>

薬剤師の就職率は非常に高いです。

ほかの職業の就職率が80パーセントを切る時代であっても、薬剤師の就職率は92パーセント程度であり、

就職先には困らないのが現状です。

製薬会社の競争率(特に研究部門)は1000倍近い倍率を誇るものの、それ以外のところでは常に売り手市場でした。

就職先では、「薬局」がトップで、これが45パーセント程度を占めます。

病院と製薬会社はほぼ横並びで18パーセント程度です。

求人倍率が4倍とも言われている薬剤師にとって、「就職難」という単語は、縁遠いものでした。

究極の売り手市場の1つと言われており、転職先にも事欠かなかったのが、今までの状況です。

薬剤師の4分の3が転職経験者だというのは、「受け入れ先が多いこと」も理由になっているのでしょう。


<これからの薬剤師業界の流れ>

しかし、近年この「究極の売り手市場」には影が差してきている、とみる向きもあります。

今までは薬剤師からしか購入できなかった薬の一部が、資格のない店員でも販売できるようになったことが、

その大きな理由です。

これは、「登録販売者制度」と呼ばれるものであり、これによって薬剤師の需要が一気に下がりました。

今はまだまだ売り手市場であり、就職先にこだわらなければ、何度でも転職できる状態です。

しかしこのような状況はそれほど長くは続かないのではないか?とみる専門家もいます。

2014年現在は薬剤師の需要が供給を上回っている状態ではありますが、

2018年くらいには、供給が需要を上回るのではないか、と考えられています。
このため、転職するのならば、需要が供給を上回っていて、よりよい条件で就職できる「今」が好機だと言えるでしょう。

ただ、薬剤師の資格をとっていても薬剤師として働かなかったり、引退していく人が多いのも事実です。

そのため、「就職先をまったく選ばなくても働けない」「時給1000円くらいのところしか就職先がない...」というような状況に陥ることは少ないと思われます。



ページの先頭へ戻る

 

マイナビ薬剤師
ひいらぎ転職相談所